日本と外国で違う?民泊プラットフォーム比較

みなさんは民泊を利用する際に、どのプラットフォームを使っていますか? いつも使っているお気に入りがあるかもしれませんが、民泊上級者にも、初めて使ってみようかなという人にも、ぜひいろいろなサービスを知っていただきたいのです。

というのも、プラットフォームにはそれぞれの特徴があり、一概に「これだけがいい」とは言えないものです。今回は、日本国内外のいろいろなプラットフォームについてご紹介していきます。

日本国内で利用される民泊プラットフォーム

STAY JAPAN

STAY JAPANはオルタナティブ・ロッジングをコンセプトに、新しい宿泊体験を提供しています。最大の特徴は、合法の民泊物件のみを扱っていること。

民泊という分野は法整備が実態に追いついておらず、グレーな部分も多い業界。その中で合法物件だけを取り扱っているので、ゲストからすると他のプラットフォームを利用するよりも高い信頼感をもって利用できるんですね。

また、STAY JAPANに掲載されていることとその物件が法的条件をクリアしていることはイコールになるので、ホストからするとこのプラットフォームに掲載されていること自体がステイタスとなるでしょう。

「日本の田舎体験」を求める層によく利用されているのも特徴です。田舎体験を農業体験、漁業体験、古民家体験の3つに大別し、野菜の収穫や農作物を使った料理体験、追い込み漁やつぼ漁といった非日常体験を楽しめます。郷土料理を習うプランもあり、日本を楽しみたい外国人ゲストの他、都心からのゲストからも高い満足度を得ています。

STAY JAPAN

TripBiz

ビジネスに特化した民泊プラットフォームが、TripBizです。会社員の出張にもっぱら使われており、物件設備もビジネス仕様にアレンジされているのが特徴。例えば、ホストはwifiやプリンターなど仕事で使うアイテムの設置を促され、ビジネスマンが快適に作業できる環境を作ることが求められます。

質を求められるのはホストだけでなく、ゲストも同じ。事前にユーザー審査が行われ、規定を満たした日本企業以外は利用ができません。法人登録するとホストからの評価が下され、それをもとに企業ランクが決定する仕組みとなっています。

また、出張費の支払い作業が面倒なビジネスマンにとってありがたいシステムがあるんです。出張マネージャー機能には、「宿泊予約」「支払い」「出張経費のレポーティング」といったメニューが用意されており、出張者本人や管理部門の人間に余計な手間がかからないようになっています。

TripBiz

TATERU bnb

TATERU bnbは、民泊特区の物件か、旅館営業許可を受けた物件を扱う信頼性の高いプラットフォームです。一番の特徴は、予約の際にチャットで相談ができること。そのため、初めて民泊に泊まってみたい方によく使われているようです。電話やメールで問い合わせるほどでもないが気になることを、気軽に相談できるのは民泊初心者にとっては心強いですね。

また、アクティビティも複数用意されています。パラセーリングやシュノーケリングといったビーチアクティビティから、サムライ体験や着物体験といった日本文化を肌で感じられるものも人気です。

TATERU bnb

スペースマーケット

民泊プラットフォームの中でも、ちょっと変わった存在ともいえるスペースマーケット。多くの民泊プラットフォームでは宿泊に重点が置かれていますが、こちらでは物件の時間貸しをしており、宿泊にとらわれずさまざまな用途で利用されています。

例えば、広くキッチン施設がある物件ではウェディングパーティや企業パーティが開かれます。おしゃれな一軒家では女子会が行われ、その他にドラマや映画の撮影でも使われているんです。レストランではパーティや団体の飲み会、会議室ではビジネスミーティングなどを目的として利用されます。

スペースマーケット

海外で利用される民泊プラットフォーム

Airbnb

民泊プラットフォームとして最大手の、Airbnb。日本でもおなじみですが、現在191を超える国で展開されており、2億人以上のゲストが利用しています。補償もしっかりしており、民泊といえばAirbnbといっても過言ではない状況でしょう。

都心、田舎、アパート、一軒家、果てはお城まで利用でき、旅行だけでなく出張や長期滞在者も宿泊します。体験も人気でロスで写真を学んだり、ロンドンで歴史を学ぶツアーに参加したり、バンコクでタトゥーの入れ方を教わったりと、世界中のあらゆるニーズにこたえます。

Airbnb

Holiday Lettings

ヨーロッパでよく使われているのが、Holiday Lettingsです。イギリスでスタートしたプラットフォームで、TripAdvisorの口コミを閲覧できるのが特徴。150以上の国にある、60万を超えるアパートやコテージ、ヴィラなど多様な物件を扱っています。

物件の検索にも特徴があり、イタリアやイギリス、ギリシャなど国ごと選べるのはもちろん、海沿い、スキーにぴったり、家族向けなど、多様な選択肢が用意されているんです。そのため、休暇を過ごす先を探している人によく利用されています。

Holiday Lettings

Agoda

民泊を含むシェアリングエコノミーは、欧米で広がりを見せ始めました。その波はアジアにも到達しており、シンガポール発祥のある民泊プラットフォームが人気を博しています。それが、Agodaです。

Agodaにはリーズナブルな価格の物件が多く、なんと同じ部屋がより安く予約できる場合は、返金が保証されます。アジアの物件に強く、アパートや一軒家の他、有名ホテルの予約も取ることができます。

ポイントマックスというプログラムがあり、Agodaで宿泊を予約すると提携企業のポイントやマイルをためることができるんです。そのため、アジア圏の出張が多いビジネスマンからも人気が高いよう。

Agoda

民泊プラットフォームの先頭を走るAirbnb


民泊といえばAirbnbというイメージも強いですが、実際にそう物件数とゲスト数では他の追随を許さない実力を持っています。日本においても存在感が強く、2016年の訪日外国人の15%がAirbnbを利用しています。

Airbnbを利用して来日したゲストで最も多かったのは韓国人、次が中国人、そしてアメリカ人という順になっています。宿泊先は大阪が一番人気で、東京、福岡と大都市が続きました。

さらに、2017年5月にホームシェアリングラボを立ち上げたことも注目ポイントのひとつ。これはAirbnbの理念に賛同するゲストやホストの興隆を促し、地域に付加価値を生み出すための場です。単に宿泊施設や体験を提供するのでなく、こうしたコミュニティの創出にも一躍買っています。

自分の目的にあった民泊プラットフォームを選ぶ


民泊を使う理由は、人によって異なります。プライベートの旅行で利用することもあれば、出張のために宿を探している人もいますよね。また、行先も国内なのか海外なのか、バラバラでしょう。民泊プラットフォームはそれぞれ、特徴と強みがあるもの。自分の目的にあったところを選ぶことによって、よりぴったりの物件が見つけられます。