Airbnb〜どんなエリアや物件の人気があるのか、どんな人がどんな目的で泊まっているのか

Airbnb体験者(使って泊まってみた人たち)のレビューは、泊まる場所を探している人だけではなく、不動産事業者にとっても見ておくべきポイントです。Airbnbのサイトではどんなエリアや物件の人気があるのか、どんな人がどんな目的で泊まっているのかがすべてわかるのが「泊まってみた」レビューです。

そこで、泊まってみたレビューからわかる評判確認と、メリット・デメリットを紹介していきます。

Airbnb掲載物件は、日本国内でもすでに5万件以上!

2020年の東京オリンピックを前に、日本でも「民泊」解禁に向けて法整備が着々と進んでいます。そんななか、空き部屋を貸し出したい人と旅行者などの借りたい人とをマッチングするサービスAirbnb(エアビーアンドビー)に注目が集まっています。

すでに日本国内では、5万件を超える物件がAirbnbに掲載されています。新たな不動産ビジネスとして、導入を考えている人も多いのではないでしょうか。

ただ、通常の不動産投資(賃貸物件)とは違い、Airbnbの場合はゲストや旅行者を「おもてなしする」という意味合いも強いため、これまで同様の考え方ではうまくいかない可能性もあります。そのため、実際にAirbnbを使って泊まってみた人のレビューを確認しておくことが大切です。

そもそもどんな人がAirbnbを使っているの?


2010年から利用者を急激に伸ばし、2015年には訪日旅行者の延べ利用者数が50万人を突破したAirbnb。実際にAirbnbを利用して日本の部屋に泊まるゲストのうち90%以上が海外からの利用客で、その半数以上がアジアから来ています。

年齢は20代から30代が多く、平均年齢にして35歳、男女の利用比は半々です。職業ごとに見ると、全体の中で最も大きな割合を占めるのはアートやクリエイティブに関わる人で全体の14%です。民泊は割安で利用できるため、学生の利用者が多いイメージを持たれる方も多いですが、学生は全体の9%で5番目、決して多いわけではありません。

実際にAirbnbを使用するユーザー像を踏まえた上で、どんな物件が支持を得ているか確認していきましょう。

「泊まってみた」から確認できる評判確認とは?

最近では、「Airbnb 泊まってみた」で検索をかけると、実際にAirbnbを利用して泊まってみた人のレビューやブログが投稿されており、そこからどのような条件の場所の評判がいいのか、ある程度予想できるようになっています。

また、泊まる場所を探している人は、先にも書いた通りほとんどが海外から来ています。Airbnbサイト内でも、物件ごとに泊まってみた人のレビューがそれぞれの言語で書き込まれているので、泊まってみた人たちのレビューを決め手として宿泊場所を決める人も多いようです。

Airbnbのメリット・デメリット

宿泊者にとってのAirbnbのメリット・デメリットをしっかりと把握しておくことも重要です。

●Airbnbを利用するメリット

なんといっても最大のメリットは割安で宿泊できるという点です。一般のホテルや旅館に宿泊するよりも安く宿泊できるため、宿泊費以外のことにお金を回せるという理由で人気が高まっています。

また、地元住人との交流が密にできることもAirbnbを利用するメリットのひとつです。観光本には載っていない情報を教えてもらったり、地元の人しか知らない穴場スポットを教えてもらったりすることができるため、あえてホテルではなくAirbnbで宿泊先を探す人も増えています。

ホスト(家主)側としても、国内だけではなく世界中の人に向けて宿泊情報を届けることができるため、国内の賃貸物件よりもはるかに多くの相手をターゲットにできるという大きなメリットがあります。

●Airbnbを利用したときのデメリット

宿泊者にとって、ホテルや旅館とは違いサービスが一定ではなく、あまり期待できないという点がデメリットとなっています。しかし、逆をいえばアメニティを充実させておくことで他と差がつけられるためホストは見落とせないポイントです。

また、宿泊を検討している人が宿泊先の情報を得る際、ホスト側の情報より泊まってみたことがある人のレビューを見がちになる、というのも懸念点のひとつです。

レビューは泊まってみた人の主観が大きく入るため、旅の行程次第で印象が左右される場合もあります。レビューを読んで良さそうだと思い選んだ場所でも、実際に泊まってみたら思っていたものと違ったということもあるようです。

ただし、やはり宿泊の決め手に泊まってみた人のレビューを挙げる人は多いため、ホストにとっても重要視しなければいけないポイントとなっています。賃貸物件とは違い、泊まってみた人のレビューは直接ネットに流れてしまうため、注意が必要です。

注目物件や注目エリアはどこ?

外国人観光客がAirbnbを利用して日本国内に宿泊する場合、泊まってみた人のレビューとともに重要視されていると思われるのが写真です。日本語が読めなくても、写真を見ることである程度の雰囲気が伝わるため、写真で選ぶという人もいるでしょう。特にレビューが多い物件は、古民家のような風情ある内装が多くなっています。

築年数が古い物件でも、古民家や日本家屋を想像させるような趣のある家ではなくあまり珍しさのない民家のような内装も珍しくないと思います。そういった場合には、家具や壁紙などインテリアを変えたりモダンな内装にリノベーションを行うことで予約率が大幅にあがることもあります。

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また、複数人で宿泊する人が多いためか、ベッド数は3台以上の物件に人気が集まっているようです。

●注目エリアは交通の便がいい都心部

Airbnbを利用して日本を訪れる人は86%が観光・レジャー目的です。そのため、観光の定番となっている新宿や渋谷・原宿、浅草周辺は交通の便もよく、Airbnbでも人気のエリアになっています。これらの場所は、一般のホテルに宿泊すると費用が高くつくことも、Airbnbで宿泊先を探す人が増えている理由のひとつです。

また、都心部および人口が密集している都会で宿泊先を探している人は、安く泊まれるということに焦点をあてているためか、特に内装にこだわりがなくても高いレビューを誇っているところが多いのが特徴です。

「泊まってみた」から分かる評判確認まとめ

Airbnbを利用して日本の宿泊先を探している外国人にとって、泊まってみたことのある人のレビューは大きな決め手となっています。その中でも、都心部の人気のエリアは内装にこだわりがなく、一般的な部屋であっても清潔にしていれば、人気のようです。

一方、都心部を離れると日本古来の風情ある部屋が人気となっています。

Airbnb利用者および訪日外国人観光客数は右肩上がりです。日本でのAirbnbホストも増えていますが、まだまだ参入の余地があります。少しでも早く参入し、泊まってみた人からのレビューを高めておくことが、今後大きな利益を得るチャンスなのではないでしょうか。