民泊を運営するうえで、安全面の確保は避けて通れないポイントの1つです。2018年の2月には、いわゆる闇民泊に宿泊していた訪日観光客が、日本人女性を殺害した事件も起きています。この事件では犯人が民泊を転々としていたこともあり、民泊の危険性がクローズアップされています。

民泊を運営する物件で、こうした事件を防ぐためにも対策は必要ですよね。今回は、民泊施設の安全性を高めるのに効果を発揮する、チェックイン代行サービスについてご紹介します。

チェックイン代行サービスにより効率よく安全面を高める

民泊新法では事件の温床となる闇民泊を摘発するため、宿泊者の本人確認と台帳管理が義務となっています。しかし自宅の一部を開放するタイプの民泊でない限り、ホストが直接全員の受付を行うことは非常に難しいですよね。

そこで台頭し始めたのが、チェックイン代行サービスです。このサービスを使えば、自分自身でゲストの受付をしなくても、対面でのチェックインを実現することができます。

先の需要を受けてこの事業を展開する企業が増えたため、サービスごとでどんな特徴があるか分かりにくくなっているのが現状です。そこで、サービスごとにその特徴を紹介していきます。

タビカギ Key Strageのフロント代行サービス


タビカギ Key Strageは、新宿やその近辺に民泊を構えるホストにおすすめのサービスです。JR新宿駅から徒歩3分の場所に店舗があり、ゲストはそこでカギを受け取ることができます。

ゲストカードへの記入とパスポートのコピーの提出を義務づけているので、ゲストの情報をしっかりと得ることができます。鍵は手渡しでオートロックにも対応しているため安全です。

別途有料のサービスとはなりますが、チェックインの前やチェックアウトの後に荷物を預けることもできます。これならキャリーケースなどを預けて身軽に動けるので、ゲストの満足度も高まります。受け取りの時間も10から22時までと融通が利くため、ゲストの急な予定変更にも柔軟な対応が可能です。

使用料は基本は1部屋1万円ですが、部屋数が増えるたびにどんどん割引されていきます。また1回3500円のワンタイム利用もできるので、まずはお試しで使ってみるのもいいでしょう。

Minpaku cafe’ ええ庵


大阪日本橋にあるMinpaku cafe’ ええ庵は、対面による鍵の受け渡しでゲストの本人確認をしっかりと行い、台帳も作成してもらえます。また、手荷物の一時預かりサービスも提供しています。

日本に初めてくるゲストは道に迷うことも多いですが、そんな時に道順を案内してくれるのは嬉しいポイント。重い荷物を持っていつまでもたどり着けないとゲストも疲れてしまうので、こうしたサービスがあるのはありがたいですね。

ゲストへの荷物配送がある場合はその手配も代行してくれるうえ、ホストからゲストへのお土産も渡してくれます。ホストの顔を直接見ることがなくてもこうした気遣いがあれば、ゲストも喜んでくれるでしょう。対応言語も4か国語あり、観光案内や日本円の両替、体験型たこ焼き提供など多様なサービスがそろっているのが特徴です。

Zens×CCCのチェックイン代行サービス


Zensでもカルチュア・コンビニエンス・クラブとの協力のもと、チェックイン代行サービスを始めました。TSUTAYA BOOK APARTMENT(東京都新宿区)、梅田 蔦屋書店(大阪府大阪市)、六本松 蔦屋書店(福岡県福岡市)の3店舗にて様々なサービスを提供しています。

Zens×CCCで民泊のチェックイン代行サービスを開始。より安全安心な民泊サービスを提供

宿泊者名簿の記入や鍵の受け渡しは、店舗のスタッフが対面で行います。ウェルカムドリンクやガイドマップの準備もあり、TSUTAYA BOOK APARTMENTと梅田 蔦屋書店では荷物の預かりサービスも行っています。

また、部屋の仕様におけるルールに対して同意を取ることができるため、設備破損などのリスクを軽減することができます。

料金は1物件につき月額1万円です。3月31日までのお試しキャンペーン期間中は、半額以下の1物件4000円でサービスを使うことができます。このキャンペーンはこちらから申し込めるので、ぜひ一度見てみてください。

IoTによるチェックイン代行サービスも必見

ここまでご紹介したサービスは、特定の地域で民泊を行っている方を対象にしたものでした。しかし、その他の地域のホストでも使用可能なチェックイン代行サービスがあります。それが、IoTを利用したチェックイン代行です。

あんしんステイIoT


チェックイン業務を1/3にまで軽減することを目指したあんしんステイIoT。タブレットを使ってゲストを受け入れ、鍵はスマートロックを使うことで遠隔でも管理ができます。

個人情報の取り扱いについても、楽天コミュニケーションズ株式会社が取得・管理をしており安心です。担当のオペレーターが待機しており、部屋でのトラブルやゲストの問い合わせもしっかり対応できるのが魅力。

初期公費2万円に、タブレット代金5万4000円、スマートロック4万9800円とコストがかかりますが、その後は月額オペレータ代1000円、タブレット使用料800円と安価で使用できます。近隣トラブルを事前に防ぐ騒音センサーなどもレンタルできるので、質の高い民泊運営ができるでしょう。

famitabi


famitabiでは24時間体制でパスポート取得やビデオ通話での本人確認、宿泊者名簿の取得が可能です。さらに、日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語による対応もしています。

そして民泊に欠かせないネット環境が整えやすいのもポイント。キャンペーン中に申し込むと、民泊光というインターネット固定回線が実質1000円から契約できます。今後、アフィリエイト広告の導入が予定されており、その広告からコンテンツに予約が入ると支払金額の一部が契約者に還元されます。また、空調設定などもIoT連携の予定です。

基本料金は月額4980円、民泊光と運営代行を含めたプレミアムプランは5980円、スマートプランは6980円で3つのプランが用意されています。

ABC

日本語、英語、簡体語、繁体語、韓国語の5ヶ国語に対応したABCでは、手持ちのスマホからパスポートの情報を取り込み、ゲストの情報を取得します。自動作成してくれるので、手間もかかりません。

宿泊者台帳入力機能や本人認証機能もついています。ハウスマニュアルアップロード機能もあるので、ゲストがルールを把握するのが簡単です。事前決済や現地決済機能がついており、ゲストもストレスなく支払いを済ませることができます。

価格帯が安いのも魅力で、初期導入費用はかかりません。月額費用も初回2か月は無料で、その後は2980円で他と比べて安くサービスを利用できます。チェックイン代行サービスを使ってみたいけどコストが懸念だというホストにとっては、お手軽に試せるのでお勧めです。

チェックイン代行サービスを上手に使って負担軽減

安全面というのは民泊を運営する上で非常に重要な要素ですが、手間がかかりすぎると全体の運営に支障が起きます。ゲストの急な予定変更などにも対応するとなると、時間も体力も奪われてしまいますよね。

複数の物件を運営される方は上手に業者を利用して、ホスト自身はもっと別のところに時間をかけられるようにすることをおすすめします。きちんとしたサービスを使い、 合法的で安全な民泊を運営していきましょう。