現役Airbnbスーパーホストが語る!札幌の民泊事情と展望

Zensの北海道支社で勤務するKentaです。自らもAirbnbのスーパーホストとして民泊運営を行い『北海道の魅力を発信し、北海道のファンを増やす!』ことを目的に国際交流を楽しんでいます。

近年外国人観光客、特に個人旅行者が増加してきたことにともない、さまざまなWebサービスが登場してきています。そのなかでもシェアリングエコノミーと呼ばれるサービスは年々需要を高めており、民泊もこの枠の中に入っています。

民泊に関するサービスで特に人気なのは、私も使用している民泊仲介サイト「Airbnb」です。現在、自分の物件の他にも不動産企業から空いた物件の活用を依頼され、札幌で4件の運用をAirbnbを介して行っています。

北海道は繁忙期には宿泊施設が不足している状態が続いています。そんな状況を改善するために民泊の良さをオーナー(ホスト)に伝え優良な宿泊施設の増加に尽力しています。魅力的な民泊施設が増えることで、少しでも多くのゲストが札幌の良さを感じてもらえることが何よりの喜びです。

 

札幌の外国人観光客事情とは?

札幌でも爆買いが流行っていた時期がありましたが、現在は体験型旅行に嗜好がシフトしています。

また、これにより現在のインバウンド需要は「地方創生」との親和性が高まったことも魅力です。モノから場所や体験に観光客の嗜好がシフトしたことで、地方の観光資源を発掘、体験したいと考えている傾向が強まっています。

そういった方にとって北海道は魅力的なコンテンツが多いです。大自然や田舎の風景、昔ながらの文化に注目が集まりつつあります。

地方創生は国の重要な政策としての後押しもあり、インバウンドと地方創生を絡めた動き今後も盛り上がっていくと予想されます。その中で、外国人観光客にとっては馴染み深い人も多い「民泊」はチャンスなのです。

 

ゲストに案内したい!外国人観光客から人気の観光スポット3選

北海道は広大な大地にたくさんの観光地域があります。その中でも、私が担当している札幌周辺で、有名な場所から少し変わったところまで外国人観光客に対しておすすめできる観光スポットを紹介します。

この地域の周辺に物件があることで、ゲストに対して観光の案内もしやすくなる上、集客率もアップしやすくなります。参考にしてみてください。

1. 大通公園(札幌市中央区)

ここは季節によって様々なイベントが開催されています。春のライラック祭り、夏は大通ビアガーデン、秋のオータムフェスト、冬の札幌雪祭りなど季節によって色々な情景を楽しむことができます。

特に冬の札幌雪祭りは毎年200万人以上の来場者がある日本でも有数の大イベントです。この時期は民泊の繁忙期のひとつで宿泊単価も通常の倍以上となります。

2. 白い恋人パーク(札幌市西区)

北海道の有名なお土産『白い恋人』を作っている現場も見ることができます。事前に申し込みをすればお菓子作り体験をすることもできカップルや家族連れに人気のスポットのひとつです。冬にはイルミネーションで中庭がライトアップされて幻想的な風景を楽しむことができます。

3. 札幌藻岩山(札幌市中央区)

北海道の夜景というと函館をイメージされる方も多いかもしれませんが、札幌は一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが認定する日本新三大夜景の1つに選ばれています。

標高531mと函館山より約200mも高い山頂から眺める夜景は札幌全体が宝石箱のように輝き約200万人が生活する札幌市を一望することができます。

晴れた日にはシンボリックな月灯かりが加わり、さらに魅力を増した夜景を楽しむことができます。藻岩山は「日本百名月」の認定地としても登録されている市内随一の名月スポットでもあり、夜空に映えた名月との共演がカップルの雰囲気を演出します。

札幌観光の繁忙期はいつ?

札幌は他の地域に比べて繁忙期と閑散期の差が大きく、利益が大きい月もあれば逆に極端に少ない月もあります。

年が始まって1回目の繁忙期は2月に行われる札幌雪祭りです。この時期は世界各国から札幌に観光客が訪れメイン会場でもある大通公園は様々な言語が飛び交います。

宿泊施設も飽和状態となり、民泊の1泊辺りの宿泊単価が通常の5倍以上の物件も!雪祭り前後が閑散期になるためこの雪祭時期にどれだけ収益を上げるかが前半のポイントとなります。

次の繁忙期は富良野のラベンダーシーズンでもある7月から8月にやってきます。北海道は本州に比べ夏の暑さも厳しくなく梅雨がないため湿気も少なく過ごしやすいので避暑目的の観光客も多く訪れます。

この時期も通常期の2~3倍くらいの宿泊単価で貸し出すことができるため、約2か月間と長期に渡るかき入れ時です。

 

北海道で民泊を成功させるために必要なことは?

北海道は日本の他の地域に比べて立地が重要です。北海道は面積が広い為、駅やバス停から歩いて物件まで行くとかなり時間がかかるところも少なくありません。これまで私が物件を運用をしてきた中で、札幌の街中に近い物件や歩いて買い物や食事に出かけられる物件は特に人気が高いと感じます。

もう1つ大切なのは「自分の物件に滞在してゲストに喜んでいただきたいという気持ちです。相手がどこの国や地域からのゲストであっても重要なのは「おもてなしの心」です。稼ぎたいという思いが先行して、ゲストに喜んでいただきたいという思いがなければいくら英語ができても素敵なリスティングがあっても満足してもらうことはできません。

その心は部屋の清掃やちょっとした気遣いにも現れます。さらにそれはゲストからのレビューとなって現れてきます。低評価のレビューが続けば、民泊として運用を続けるのは難しいです。

レビューの重要性とゲストに民泊を通して喜んでもらうにはどうすればいいかについて、以下の記事でも紹介しています。細かな気配りと「ゲストをもてなしたいと思う心」が民泊物件を色々な旅行者などに使っていただくためのポイントになります。

民泊をただのビジネスとして捉えるのではなく、訪れてくれた観光客に北海道の魅力を伝え、満足してもらい北海道のファンになってくれるゲストを増やしてくれるホストがこれからも増えることを期待しています。

 

Zens Insight 編集部
Zens Insight 編集部 18 Articles
編集部では、これまでzensが数百件を超える民泊物件を運用代行してきた実績を生かし、民泊運用に関する豊富なノウハウはもちろん、訪日旅行客のニーズを熟知した同社ならではの集客ノウハウなど、良質で有為なコンテンツの作成・提供を心がけています。